CACフォーラム一泊研修会
- CACフォーラム20周年記念 -



CACフォーラム一泊研修会の内容が決まりました。

《日時》 2010年10月04日(月)〜05日(火)

《場所》 愛知県蒲郡市 ホテル竹島 (http://www.hotel-takeshima.co.jp/)
      〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島海岸
      TEL 0533-69-1256 / FAX 0533-67-7439

《参加費》 (宿泊費(1泊3食付き)・懇親会費込み)
       正会員/学識会員/学生会員:18,000円
       個人会員:20,000円
       一般:27,000円
        当日、受付でお支払い下さい。
        ※現地までの交通費は各自ご負担ください。
    
《定員》 30名

《申し込み》 締切日:2010年 9月15日(水)
        参加申込書をE-mailにてCACフォーラム事務局までお送りください。


《プログラム》

10月04日(月)
 
1. 会長挨拶 −CACフォーラム設立20周年を記念して− (13:00〜13:40)
東京大学   教授  船津 公人 氏
「予測と設計のためのケモインフォマティックス」
 CACフォーラムは今年で設立20周年を迎えた。予測と設計の役立つケモインフォマティックスを目指した活動をその成果を振り返り、今後の方向性などを語る。

2. 講演(I)(13:40〜14:40)
お茶の水女子大学   名誉教授  藤枝 修子 氏
「パソコンと共に歩んだ非線形化学実験から女性研究者支援への展開」
 CACフォーラムは、1990年10月5日にCHEMICS研究会として発足し、今年で20周年を迎える。この間に化学分野のコンピュータ利用は大型電子計算機とマイクロコンピュータに二極化した。後者はCPU全般の演算速度やメモリー容量などが急激に進歩し、PCとして利用範囲や利用者数を爆発的に増やした。CACフォーラムの20周年にちなんで、数々の懐かしい思い出話などを披露したい。続いて、金属光沢をもつ化合物としてのタングステンブロンズの分光化学、自作の熱交換熱量測定法、非線形科学・非平衡化学系の実例としての化学振動反応、微小重力場の化学実験、環境データのケモメトリックスなどの事例を簡単に紹介する。さらに、定年後の仕事として現在も継続中のアフガニスタンの女子教育支援、理工農学分野の女性研究者支援についても紹介する。

---------(休憩 20分)----------(14:40〜15:00)

3. 講演(II)(15:00〜16:00)
東京大学   教授 宮野 悟 氏
「スパコンで焙り出す薬剤応答遺伝子ネットワーク」
 複雑な生命システムを理解するには、これまでの分子生物学的方法論だけでは無理だということが認識され、スーパーコンピュータを利用した大規模データ解析による生体内分子ネットワークの解析や、生命システムをモデル化し、シミュレーションモデルと実験データとを融合させるなどの方法論が必要となってきている。本講演では、スーパーコンピュータを活用して、予測能力をもった数千の生体分子のネットワーク「予測する地図」をデータから構築するための数理的方法とその応用について述べる。状態空間モデルやベイジアンネットワークなどに基づいた、生命システムを計算によって「見える化」する技術を紹介しながら、大規模遺伝子ノックダウンや抗がん剤などの薬剤応答時系列遺伝子発現データからの大規模遺伝子ネットワーク解析について述べる。
 
4. 講演(III)(16:00〜17:00)
理化学研究所   泰地 真弘人 氏
「次世代スパコン計画とその創薬応用」
 理化学研究所では現在、10PFLOPS(1京回演算/秒)の性能をもつスーパーコンピュータ「京」の開発を進めている。また、その生命科学分野での利用を推進するため、「次世代生命体統合シミュレーション」プロジェクトでソフトウェア開発を進めている。講演では、これらの計画の概要と共に、我々が進めている分子シミュレーションを援用した薬剤スクリーニング手法について紹介したい。この手法では、分子ドッキングにより得た複数の結合構造に対しシミュレーションを行い、MM/PB-SA法で結合自由エネルギーを推定することにより精度を向上させることに成功した。また、今後のスーパーコンピュータの利用計画についても概略を説明する。
 
---------(休憩 90分)----------(17:00〜18:30)

5. 夕食・意見交換(18:30〜21:00)



10月05日(火)

1. 講演(IV)(9:00〜10:00)
豊橋技術科学大学   准教授  後藤 仁志 氏
「結晶多形構造の予測技術の現状と今後の展開」
 計算化学が産声を上げた1960年代の頃から、化学者が解決を期待した課題の一つとして、結晶多形問題がある。つまり、ある有機化合物がどのような結晶構造を取るのか?そして、その物性は?それは制御できるのか?こうした研究者からの要望は、最近、ますます強くなるばかりである。特に、創薬や光学材料、そして燃料電池や太陽電池などの新エネルギー分野において、この結晶多形の構造と物性の予測は、日本が強みを残す最先端産業が国際競争力を維持するために必要な基盤技術であると考えても良いかもしれない。来年早々に発表を予定しているCONFLEX7では、これまでの結晶計算機能をさらに発展させた結晶多形予測機能を導入する。現在、その検証作業を進めている中で、ケンブリッジ結晶学データセンター(CCDC: Cambridge Crystallographic Data Center)が主催する構造予測ブラインドテストのデータを使った検証結果について概説するとともに、今後の展開について述べる。
 
2. 講演(V)(10:00〜11:00)
大阪大学   教授  高木 達也 氏
「最近の多変量解析・データマイニング手法とその医薬品化学への応用」
 ケモメトリックスの近年の発展は著しい。ほとんどありとあらゆる多変量解析、データマイニング法が俎上に上り、分析化学に、医薬化学に、有機化学に、或いは環境化学に応用されている。カーネル諸法、Adaboostの応用は枚挙に暇が無く、Y. Zhaoらは、致死的疾患に対する最適なプロトコルの発見にQ学習を用い、ID3型決定木は、C.Z. Yeらによってグリオーマの悪性度の予測に使用された。中には、リンゴを切るのに斧を使用しているようなものもあるとは言え、手法はあって困ることはない。
 今回は、当研究室で俎上に挙げた、MDS、指紋照合型SOM、簡易ノンパラメトリック回帰+PLS法、ICA型ニューラルネット、改良型回帰判別分析法などを主として取り上げる。これらを組み合わせて使用することにより、肺腺癌患者のMicro Array データから、有用な情報を抽出することができたり、押収麻薬ルートのプロファイリングへの情報提供ができるなど、重要な成果を得ることができる。当日は、今後の展望も加えてお話したい。


---------(休憩 20分)----------(11:00〜11:20)

3. 講演(VI)(11:20〜12:00)
株式会社エス・ティ・ジャパン   増井 秀行 氏
「Ion Mobility Spectrometry (IMS) −洗浄バリデーション、封じ込め対策への応用−」
 医薬品関係の高薬理活性の原薬および製剤などのコンテインメント(封じ込め)や、プロセス容器などの洗浄のバリデーション方法として、IMSが注目されている。クロスコンタミの防止や、作業者の安全確保、製品品質確保などのため、現在はHPLCによる分析が主流で、10〜30分を必要とする。ここで紹介するIMS法は、大気圧化学イオン化TOF-MS(飛行時間型質量分析)とも呼ばれる分析法で、微量成分のガス・フェーズのイオン易動度により化合物の定性、定量分析をおこなう。微量成分の高速定量分析(一般的に10〜20秒)が可能で、サブナノグラムの感度を有し、広範な化合物に対応でき、ルーチン分析が可能である。

4. 昼食(12:00〜13:00) 昼食後解散

※10/05 08:30-9:00 CACフォーラム運営委員会実施予定


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○申込締切:2010年 9月15日(水)
○お申込み:下記参加申込書をE-mailにてお送りください。
           CACフォーラム事務局
           e-mail:

【CACフォーラム一泊研修会参加申込書】

団体名:

参加者:
部 署:
役職名:
氏 名:
性別(部屋割りのため):
連絡先:〒

TEL:
FAX:
E-mail:
会員区分(正会員/学識会員/個人会員/学生会員/一般):

参加費領収書の但書き(@orA):
 お返事が無い場合は、@とさせていただきます。
  @CACフォーラムセミナー参加費として
  Aその他(具体的項目を記入してください)

何かご不明な点などございましたら、なんなりと事務局までお問い合わせください。

CAC-forum web site : http://www.cheminfonavi.co.jp/cac/

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